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旅する八百屋 warmerwarmer盒彊賁蕕気鵑里話〜「たねと食おいしい祭」

こんにちは。カフェスローキッチンスタッフの松島です。
2月17日に開催された、「たねと食のおいしい祭」。とっても大盛況で、ほんとうに素敵なイベントだったなぁと、、、そして、イベントに集まってくださった、タネを守る熱い想いをもったそうそうたる方々の想いをうけて、イベントを開催したその後も、終わらせてはいけないという想いと、持続していくことの大切さを感じています。
 
お祭りから1か月経った今、新メニューとして登場した「つづくたねのプレート」。お祭りを経て在来種、固定種のお野菜を使った力強い生命力を感じることのできるプレートができあがりました!


今回の「たねと食のおいしい祭」では、カフェスローのスタッフも全員イベントに参加し、種についての勉強をしながら、楽しむことのできた一日であり、種のこと、未来の食のことを改めて深く考えられたきっかけになりました。
 
イベントの中で、シードセーヴィング、種の採取に取り組むゲストの方々によるワークショップを開催し、カフェスロースタッフもそれぞれに参加、私はその中で「旅する八百屋 warmerwarmer」を主宰される高橋一也さんのお話に参加させて頂きました。


高橋さんは、”warmerwarmer”を主宰し、対面販売やワークショップ等を通して、種採り生産者の方を守るため、また生産者のことやその生き方を消費者の皆さんに伝えるため、在来種、固定種の本来の野菜のおいしさや、種の大切さを広めるために活動されています。盒兇気鵑桓身も、とっても物腰が柔らかで優しい雰囲気でありながら、且つとっても熱い想いをお持ちの素敵な方でした。

高橋さんが取り扱うお野菜は、長崎県の雲仙普賢岳のふもとで農業を営んでいる、岩崎政利さんが作るお野菜で、なんと、岩崎さんは種を守るために野菜作りをしている農家さんだそうです!


今回、まずワークショップの一番最初に出てきたのが、岩崎さんのお野菜を使って高橋さん自ら作ってくださった、試食用のお弁当。調理師のご経験もお持ちの盒兇気鵝Hしく、そして野菜本来の味が生かされる調理、味付けのもので、とても勉強になりました。


その後、種を守ることの難しさや現実についてお話してくださいました。
在来種の野菜は、多様性があるがゆえ、例えば形が均一でなければならないなどある一定のものさしで図られる流通ではなかなか扱われにくく売り先がない現状があり、ということは作り続けることが難しい、という現実問題であるそうです。
また、「野菜が本来の一番良い状態まで育つ前に流通に合わせて出荷をしなくてはいけない」ことも、種採り生産者さんにとってジレンマであり、「卸し業者と在来生産者とのリズムが違う」ことは大きな悩みとなっているとおっしゃっていました。
それを受けて、warmerwarmerでは自然の流れを壊さないことと同時に、出荷や野菜の内容はすべて生産者さんにお任せしているそうです。

 
次にお野菜について、自らの経験を踏まえお話ししてくださいました。
現在は、流通も発達して、F1の種も広がったため、その土地だからこそできる野菜や野菜そのものの個性がなくなりつつあるが、その土地の風、土からできる、その土地だからこそのおいしい食べ物が本当のおいしさだ、と高橋さんはおっしゃっていました。「風土」という言葉が、すとんと腑に落ちた瞬間でした。

 
高橋さんが、このような活動を始められたきっかけは、震災。
原発事故後、代々受け継がれてきた種がなくなった、畑がなくなったと涙ながら生産者の方から電話があったそうです。私達が食べるものには全て種が必要なわけですが、その種の大切さというものは、なかなか情報が行き渡ってなかったり、そこまで意識することができなかったりするもので、生産者の方々の想いは、ひどくないがしろにされてしまったそうです。
その出来事がとても悔しく、種がどれだけ大事なのかということを子どもたちに伝えていこうと、今の活動を始めたとおっしゃっていました。
 

在来種を残していくために、今、私たちにできることは何でしょうか。
常に模索状態にある中で、高橋さんが教えて下さったヒントは、まずは、F1の種と在来の種との目的の違いをきちんと理解すること、でした。F1は戦後発達していった種で、食べることを目的に作られたもの、在来種は、子孫を残していくことが目的です。そして、自分たちが今の社会で生きていく中で、この両方を理解して取り込むこと、そして流通の新しい流れを作っていくことが大事なのだと教えてくださいました。
 
私は、「私たち消費者が変わらなければ、世の中を変えてはいけない」といつも感じる中で、生産者さんの苦労やジレンマ、なぜF1の種がこれほどまで広まっているのかなど改めて考えたとき、やはり、消費者が何か少しでも行動で示さなければ変えることはできない、逆にいえば、「動けば変わる」、という希望を、お話を聞きながら改めて持つことができました。
 
高橋さんが大事にしている言葉は、「農法はその方の生き方」だそうです。
その言葉を聞いて、いろんな繋がりのある頑張っている生産者の方々を想い返し、目頭が熱くなります。何か否定をするのではなく、選択する自由のある私たちが、今できることを、少しずつ、一歩一歩やっていけたらいいなぁ、と感じました。

高橋一也さん、ほんとうにありがとうございました。
 

(まつしまみなみ)

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warmer warmer 高橋一也さん<☆>

■「つづくたねの野菜プレート」 詳細
こちら

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□2/17(日)『 たねと食のおいしい祭 』アルバム&レポート!
 ・マルシェ&飲食ブース(第一部) こちら
 ・ワークショップ(第一部) こちら
 ・ワークショップ 盒彊賁蕕気鵑里話 こちら
 ・「たねの祝」(第二部)こちら
 ・「たねの祝」パーティメニュー(第二部)こちら

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