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さわのはな米作り手・高橋保廣さんを囲む会〜つづくたねの小さなおはなし会

さわのはな米のつくり手・高橋保廣さんをおむかえしてのお話会。

今回、急な呼びかけにも関わらずお集まりいただいた皆様、ありがとうございました。

1時間という短い時間ではありましたが、大事なお話をたくさんお聞かせいただきました。

 

さわのはな米は自分で育つ苗。手をかけずに時間をかけること。自然の摂理の中で育ててきたさわのはなの苗との根の部分を比較しながらの遺伝子組み換え作物のこと。そして、種や作物をつくることについて規制がかかってしまう種子法のこと。

(種子法とは、戦後の日本で米や大豆・麦など主要作物の種子の安定供給を支えてきた法律のこと。これにより農家さんが安定的に作物を作り、私たちに食料共有が行き渡るという流れができています。また種子法の根底には「種」は公共の財産という考えがあるとも言えます。参考サイト:主要農作物種子法こちら

 

種は(水も!)地球上の全ての生き物の共通の資産という考えが、少しずつ崩れどこかの誰かのものとされていく今。。

そんな中でも、歩みを止めることなく、お米をつくりながら、多くの方たちとつながり、伝えていくことを続けていく保廣さん。この会の2日前はご自身が代表をつとめるネットワーク農縁の収穫感謝祭、前日は17年間交流が続いている保育園でお餅つきをされてきたそう(なんと11臼つかれたそう!)。

 

 

保廣さんの20年以上に渡る活動の原動力は何ですか?とお尋ねすると、

参加されていた小さなお子さんを見て「これよ」と。こどもたちが力強く成長していく姿を見れることは、何ものにも代えがたく、元気をもらうそう。

「ちゃんと生命力があふれるものを食べて、大きくなってほしい。」

とても響いた言葉でした。

 

また、「生命力ある食べ物を守り紡いでいくために私たち自身が、自分達の住む場所からできることはあるか?」という質問には、地域の農家さんとコミュニケーションすること、その土地に伝わる在来種を残してもらうことと教えてくださいました。

「もちろん簡単なことではない。それでも働きかけ続け、その農家さんのつくるものを食べる、食べ続けていく。」と。

 

 

 

終了後のランチ会では、ビュッフェ台で自らさわのはな米をつけて頂き!、参加者の方々と召し上がって頂きました。

途中、ごはんを召し上がって下さっているお客様のテーブルへも、気さくに声をかけて談笑して下さいました。お客様のびっくり嬉しそうなお顔もまた嬉しかったです。

 

続けていくこと、紡いで行くこと。その重要性を改めて感じた時間でもありました。

本当にありがとうございました。

 

 

高橋保廣さん(写真右)広一(ひろかず)さん(写真左)

 

そして来月1月の半ば過ぎ頃、次回は、保廣さんのご家族であり、現在最前線でさわのはなを作ってくださっている高橋広一(ひろかず)さんにおいで頂けるかもしれません!(現在調整中)

さわのはな米を紡ぎつつ、また独自のつながりでお仲間と実践されている活動についても伺えたらと思っています。

 

詳細が決まりましたら、ウェブサイトやSNSで告知致します!どうぞ宜しくお願い致します。

 

 

■高橋保廣さんプロフィール

百姓。山形県新庄市「ネットワーク農縁」 「山形新庄大豆畑トラスト」代表。現在全国的に広がる「トラスト運動」を日本で最初に仕掛けた方。在来種とその風景を守りながら、大自然のような懐深いあたたかい人柄で、人とつながり、人と人、人と自然、農村と都市をつなぐ。 
311後は、被災した農家の方たちを応援するために田んぼを無償で貸し出し田植えを行う「まけるまい」プロジェクトを展開。収穫された米「まけるまい」を広め、311の出来事を風化させないために、持ち前のネットワークを活かし、お話し会開催を全国で展開。 

*ネットワーク農縁こちら
※「トラスト」とは「信頼」という言葉の意味が表すように、消費者が田畑に出資、栽培・収穫・分配を生産者に託し、収穫した米・大豆を配当として受け取る仕 組みのこと。作量に関わらず、生産者の所得が保証され、消費者側も、作り手が確かな安全・安心な米・大豆を手に入れることができます。新庄市はそのトラストの発祥地として知られる地域。)
 

■インフォメーション 
● さわのはな 
粒が小さめでかわいらしい色味の米。 
白くないため市場には出回らず元々は農家さんたちが自分たちのためにつくってきたお米。 
山形県の在来種である「さわのはな」。土地の気候風土にどのように適していくか、しっかりとそのDNAに組み込まれています。農薬も必要とせず、冷害などにも強いと言われます。 
噛めば噛むほど甘くその味に魅了されたファンは数知れず(冷めてもおいしい)! 
都内各所のオーガニックカフェでも定番のメニューとなっています。 

●「まけるまい」とは? 
2011年3月11日東北大震災以降、山形新庄の農家さんたち始め有志で宮城県仙台地区へのボランティアを行ってきました。 
昨年、被災された農家さんたちの「田植えがしたい」という一言に応え、山形新庄の高橋保廣さんの空いている田んぼを貸し、田植えを実施。そこで収穫できたお米を「まけるまい」と名付けました。 
収益金は、1/3を被災者の皆さんへ、1/3を災害ボランティアの資金へ、1/3を地方での「被災者の話を語り継ぐ」会開催の資金とされています。

・2016年まけるまい田植えツアー訪問記 こちら


● 新庄水田トラスト運動 
「さわのはな」を始めとする、種や種が育つ風土を守りたいと強く願う消費者と農家が結びついて展開される運動です。 
高度成長期時代の流れとともに、人々の米離れや安価なものが求められ、ついには遺伝子組み替え問題が浮上。農村の若者もどんどん都市へ流れるようになりました。 
厳しい状況の中、試行錯誤を重ねながら、転換点を持つために、希望の光として復活したのが「さわのはな」です。そして、農家と都市の人たちのネットワークづくりを呼びかけるため、1995年に「ネットワーク農縁」が結成され、「新庄水田トラスト運動」が開始されました。

 

・・・・・

 

■「さわのはな米作り手 高橋保廣さんを囲む会」

企画:カフェスロー、スローツアー

 






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