9月13日(土)大盛況の中行われました、スロービジネススクール公開講座。
電気に頼らない"非"電化製品といのちを大切にするスロービジネス、心地よい暮らしと働きかたをテーマに、
発明起業塾塾長・藤村靖之さんと、
スロービジネススクール・コーチョー(校長)中村隆市氏のエコ対談が行われました。
そのときのイベント報告が、スロービジネススクール事務局の上條さんから届きました。下記、お送りします。
10月26日(日)辻信一さんと藤村さんの「テクテクノロジー革命〜非電化とスロービジネスで未来をひらく」
出版記念トークイベントが行われます!
ご興味ある方、是非、足をお運び下さい。
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去る9月13日、SBSの公開講座として
カフェスローで発明起業塾・塾長の藤村靖之さんと
スロービジネススクールの校長である中村隆市さんの
対談が行われました。
藤村さんの新刊、
『テクテクノロジー革命〜非電化とスロービジネスが
未来をひらく』が発行されたばかりでもあり、
この日はこの本の内容とからむ形で話が進んでゆきました。
『テクテクノロジー革命』は辻信一さんが「はじめに」で紹介
している「魔術師の弟子」というお話から始まります。
自分のそうじをするのが面倒だった魔術師の弟子は、
先生の留守中に覚えたての水くみの魔法を使うのですが、
魔法のとき方を覚えておらず、どうやって水くみをやめさせるか
がわかりません。そして、家が洪水になってしまうという
お話です。
辻さんは、今の科学技術はそれに似ているのではないかと指摘します。
現在「『一週間に10万』という猛烈なスピード」で新しい化学物質が
つくりだされ、そのひとつひとつの安全性を確かめることなく技術を
開発していった結果、地球が汚染物質の洪水になっている。
そんな現状を踏まえ、私たちのマインドセット(思考の枠組み)を変え、
対処療法としてではなく本質を見直し、スローなテクノロジーを選ぼう。
それが藤村さんの「非電化」というテーマだそうです。
「非電化」のコンセプトは、決して電気を否定するのではありません。
便利さを求めた結果としての電気を大量に使うライフスタイルの中で
私たちが失ったものを見直し、ちょっと不便だけれども、
ほどほど便利な非電化製品をヒントに、本当の意味で豊かで
愉しい生活を実現しようというものです。
公開講座では、藤村さんの息子さんがぜんそくにかかったことが
きっかけとなり環境に目覚めたというお話から、
モンゴルなど途上国で非電化製品の発明を通してプロジェクトを
展開していることなど、さまざまなお話が展開されてゆきました。
中でも、その昔学生運動で「正しさ」を求め続けることに挫折した
藤村さんが、「正しさ」よりも「愉しさ」を主題にするようになった、
というお話が印象的でした。
「正しさ」を求め続けていくとどこかで自己犠牲が起こり、
人は攻撃的になっていく。そして人は離れていく。
だから、「正しさ」よりも「愉しさ」が大事。
「愉しさ」とは、「神と人間と自然が調和して宇宙が本当に
幸せに満ちた状態」が語源だそうです。
対談が終わったあとは、スロービジネスに取り組むスロービジネス
スクールの学生が、自分のスロービジネスをミニプレゼン。
そして、藤村さんからアドバイスをしていただきました。
手づくりができなくなった現代人には、モノを作り出すことを
教えてあげるといい。それがビジネスになるといい。
そんなアドバイスをされていました。
競争が苦手な人たちは、この社会でどんな風に生きていくことができるのか。
どんな風に持続可能な社会を作っていくことができるのか。
そのためのたくさんのヒントをいただいた講座でした。
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